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ベアフットランニング研究の限界

ベアフットランニング研究の限界

未だにアメリカからは裸足ランニングの研究が次から次へと出て来ています。裸足ランニングの持っている可能性はかなり凄い物があると期待されながらも、中々これといったものが出て来ない。

見ていて思うのは、この研究の殆どがアメリカから出て来ているのが一番の問題のような気がしています。あれだけクッションやインソールの開発にお金をかけてきて、そして多くの人がオーダーメイドのインソールを作っていて、高機能なシューズを買い求めてきて、そんな国で裸足ランニングの有効性を調べてもかなり無理がある様な気がします。

大きな問題の一つはそもそも土踏まずが動かない人が多いこと。これは自分が何千人という足の計測をアメリカにいた時にしているので思うのですが、扁平足とか甲高とか以前にそもそも土踏まずが固まっていて動かない。土踏まず(足底腱膜)の大きな役割りの一つは衝撃吸収。その機能が死んでいる状態で裸足で走ってもどこかに負荷がかかってくるのは当然の事。かといって、シューズで走った所で結局そんな大した衝撃吸収は出来ないわけで、怪我はするのですが。

日本も当然アメリカと似た方向性で動いて来ているので、アメリカ程酷くはないにせよ、かなり近いものを感じています。

同じ研究をインドでやったらどうなるでしょうか? アフリカでやったらどうなるでしょうか? これデータもし出せればはっきり出て来ると思いますが、スポーツ障害はこういった物の機能が発達している環境にいる人程多いと思います。 全ては推測ですが、研究の始まりは推測から始まるんだと思います。

裸足で少しづつ走る所から、もしくはそもそもの足を改善(ほぐす)ところから始めて欲しいものですね。

日本でも少しづつですが研究がされていますが、いいデータが出てくる事を期待しましょう!

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全てのランナーに裸足ランニングをトレーニングの一部としてでも取り入れてもらい、効率良く怪我をしない走りを身につけてもらいたい。ただそれだけです。

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