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感覚ー無感覚 意識ー無意識 どうやって走ればいい?

こういった言葉を上手く使い分けられるかどうかわかりませんが、最近こういう質問を良く聞かれるようになったので書いてみました。

言葉尻をいちいち取られるのが嫌なので、ここでは自分が言葉を勝手に定義させてください。いわゆるここだけの話!ってやつですね。w

まずここでいう感覚とは足裏の感覚の事だと思ってください。そして意識は考えて走る事だと思ってください。(着地はああで、腕ふりはこうでとか考えながら走る事)なので無感覚は足裏からの感覚がないこと、無意識は何も考えずに走る事だと思ってください。

一般ランナーは

無感覚x意識 もしくは 無感覚x無意識で走っています

裸足ランナーは

感覚x意識  もしくは 感覚x無意識で走っています

まずは、感覚から。足裏からの圧力の伝わり方などを把握するという意味では感覚というのはとても大切。かといって無感覚であっても体が上手く使えないわけではありません。特にフラットソール(靴底全体が均一にクッションが入っているようなシューズ)では感覚は無くとも、体はちゃんと使えるようになっています。なので動きが出来ていればいるほどこういう感覚、無感覚に左右されずいい動きが出来ると思います。逆に動きが悪い人は結構危険な状態になってしまいます。 全身に痛み止めを打って走る事を想像してみてください。無感覚。。。なんか怖くないですか? でも動きさえしっかりしていれば元々痛みの無いような走りをしている可能性が高いので結果的に問題無い。ただし、動きが出来る人も、元々はこういった感覚を利用して上手く体が使えるようになってきているはずなので、無感覚の状態をずっと続けると仙人でも無い限りは動きは鈍ってくると思います。

難しいのは意識か無意識かの問題。考えて走るのか考えずに走るのか。因に、動きを熟知している人、または洗練されている人たちの多くは無意識で走れ! といいます。これは自分が認めるすごくいい動きをする人たち全員に共通して言えることかと思います。

そんなわけで、理想は感覚x無意識で上手く走れるようになっていることなのかと思います。ここに行き着くには、まずは感覚を導入する事。そして意識的に体を上手く使えるように調整する。

なので膝などを痛め、これから裸足で走って走りを改善したい人たちへの現段階で自分が出来るアドバイスは最初は感覚x意識で走り、この意識を少しづつ無意識に近づけて行く。最終的には何も考えず感覚だけで走るようにする事なのかなぁと。

そして自分はどうんな感じかというと、いい走りをしている時っていうのは感覚x無意識。 ただ疲れてくると感覚が使えているので走りが悪くなっている事に気づき、そこから意識していく感じ。 なので本当にできる人は感覚ー無感覚x意識ー無意識を自由にコントロール出来る人なんだろうなぁ。ランナーにはこういう人は殆どいないような気がしていますが。

なんでそもそもこの話になったのかというと、先日裸足で初めて走った人が、色々と考えて走ると上手く走れないので何も考えず走ってみてもいいですか? って言われて、やってみてはどうですか? といったら、走りが本当に酷くなってしまって、とにかく痛いっていう事でした。 なので今までの癖などがあると、それをある程度取るには意識がやっぱり必要だなぁと改めて思いました。

ただ、その人の本能的な動きを引き出すために、無意識で強制的にいい動きをせざるを得ないようなトレーニングをしてあげるのが一番なのかもしれませんね。

雑巾がけがいいらしいです!

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全てのランナーに裸足ランニングをトレーニングの一部としてでも取り入れてもらい、効率良く怪我をしない走りを身につけてもらいたい。ただそれだけです。

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