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ボストンマラソンの悲劇 思い出の場所で。。。

ボストンマラソンの悲劇 思い出の場所で。。。

やっと長い出張から帰って来て、さっき家に帰って来ましたが、この事を書かずには寝られません。(因みに画像はCNN.COMより)

今朝テレビを付けるやいなや、あまりにもショッキングなニュースを見て唖然としてしまいました。京都トレイルのイベントをやっている時に、頭の片隅にそろそろボストンマラソンの時期だなぁと思っていた所だったので。。。

ボストンマラソンはオリンピックを除き、世界で一番歴史の長いマラソン大会。今年でなんと117回目。そう117年もの歴史がある大会なんです。最も古い市民マラソンなんです。アメリカは歴史が浅い事で知られていますが、マラソンに関しては本当に歴史があるんです。その象徴でもあるのがボストンマラソンなんです。それだけにアメリカ人にとってはボストンマラソンというのは本当に特別な思い入れのある大会なんです。自分は1999年から4年半ボストンがあるマサチューセツ州に在住していました。ダイエット目的でテニスからランニングに転向したのもこの時。

ランニングを1年ほどやっているうちに、ボストンマラソンの事を知り、色んな話を聞かされているうちに自分もボストンマラソンに出場したいと思ったのがマラソンを始めたきっかけだったんです。ただボストンマラソンに出るには標準記録を突破しないと出れないんです。自分が出場しようとしていた時の自分の年齢、性別での出場資格は3時間10分以内。それを知り、急遽サンフランシスコマラソンに出場して記録を突破し、ボストンマラソンにエントリーしました。 自分にとってはそれが最初で最後の本気でマラソンのトレーニングに取り組んだ大会でした。4ヶ月だけでしたがかなりハードにトレーニングを積み、なんと2回目のフルマラソンで2時間43分をたたき出した思い出深い大会。ただ、本当にその時は沿道の声援とかに感動し、全力を出し切り、最後に倒れたのを覚えています。そんな自分の姿が地元の新聞に掲載されていました。この大会以来マラソンに専念した事は無いし、それ以降も2時間40分台は一度も出ていません。自分にとっても本当に特別な大会。

そして、去年の春にマサチューセツ時代のルームメイトでもあり、大親友でもある元ランニング仲間から今年のボストンに一緒に出ようって誘われていたんです。ただ結局トレーニングも出来ないまま出場した大会で標準記録を切れず、また友達も故障してしまってお互い来年こそ出ようねってって言っていた所だったんです。 自分が今年6月のサンディエゴマラソンでサブスリーを久々に出したいって思っていた主な理由はビブラムでサブスリーを達成する事ですが、実は密かに記録が出たら来年のボストンにエントリーするつもりでした。そう思っていただけに。。。

しかもあの映像が。。。ゴール直前で爆風で倒れて行く人達。。。皆ボストンマラソンに出たいって必至にトレーニングして来た人達なんです。ボストンマラソンの標準記録は一般ランナーが凄く頑張れば届きそうな届かなそうな微妙なラインの記録。それだけに、皆必至でトレーニングするんです。特にこのエリアから出場する選手はこの大会のためのトレーニングは真冬になるので氷点下10度前後の中でも走るんです。自分もそうでしたが、肺が痛くなるぐらい走っていました。そしてやっと記録を突破して、出場して、そしてそのゴール直前に爆発だなんて。。。しかもあのゴール付近の応援は特に皆凄く大声援を送ってくれている場所。その応援している人達、そして、42キロ一生懸命走って来て今まさにゴールしようとしている人達。。。

本当に。。。

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