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ふくらはぎではなく腱を利用して走る!

いよいよ明日の早朝は錦織選手の決勝ですね!ずっと昔からテニスやっていたので、このことがどれだけ凄い事かをよく分かっています。早く寝て明日のスコアボードに釘付けになります!w

さて、一昔前ミラクルボディーという番組で何故東アフリカの選手が圧倒的にマラソンに強いのかを日本人のトップ選手と比較して徹底的に調べたのを覚えていますでしょうか?

あの時の話。

ふくらはぎの筋活動量というのを調べていてフルマラソン2時間3分台で走るマカウ選手とロンドンオリンピック代表で2時間8分台で走っている山本選手での比較をしていました。ふくらはぎにどれぐらい負担が来ているのかを調べたらマカウ選手の方が半分ぐらいの力で同じスピードで進めるっていう話をしていました。

これぞまさに自分がよく言っている身体のバネを使えるか使えないかの話だなぁと思いながら見ていました。一般人は衝撃のエネルギーを殺し(シューズのクッションなどで)、自分で地面を押す、または蹴るようにして走るので蹴る時にふくらはぎの筋肉を使います。でもマカウ選手のように、その衝撃のエネルギーを上手く腱に蓄えてそれを放つように走る事が出来れば相当効率良く走れるようになると思います。

ただし、そのためには土踏まずやアキレス腱が発達していなければいけないし、ましてやエリートレベルでのスピードでやるならば相当発達していなければ身体を壊す事にもなりかねないと思います。あの走りは子どもの時から“不整地”を”裸足”で走る•遊ぶという事からきていると思います。

自分はトップレベルの選手から普段は全く運動をしない一般人まで数万人という人達と裸足ラン講習会などで関わって来ましたが、この衝撃のエネルギーを動くエネルギーに上手く変えられる人が相当少なくなって来ているんだなぁと感じています。20歳ぐらいの全国トップクラスの選手が出来ない事が多いのがなによりも衝撃でした。でも、自分の地元の校長先生は60歳になりますが、自分がこういう動きを今の子達が出来なくなっているって言ったら、“わしゃーできるでぇ〜!” って。しかも普段全く何もやっていないのに。実際にやってみたら最初の2−3回こそもたついたけれども、1分もしないうちに出来ていました。如何に子どもの頃にそういう動きを身につけておくのが大切かがわかると思います。60歳の運動を殆どしていない校長先生が出来て、20歳のアスリートが出来ないって。。。

フルマラソンを速く走るための要素はこういった腱の反射だけではないのは当たり前ですが、こういった一つの基礎的な要素が抜けてしまっているのが残念だなぁと思います。基礎的な飛ぶ、飛び降りる、跳ねる、転ぶなど基本的な動き。最初がずれると、練習量が多くなればなるほど、そのずれが大きくなります。 あ、これトレランで殆ど練習出来ます! 失敗しながら学びましょう。トライアンドエラー!

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全てのランナーに裸足ランニングをトレーニングの一部としてでも取り入れてもらい、効率良く怪我をしない走りを身につけてもらいたい。ただそれだけです。

2 Comments

  1. あああ · 2014年9月9日 Reply

    へぇ~っ,少なくなってるんですか。

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