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THE 止まり方! ランニング以外のスポーツ(横の動き)をする方へ

THE 止まり方! ランニング以外のスポーツ(横の動き)をする方へ

今日のネタはランニングしかしない方には面白くないと思うのでスルーしてください!

(トップ画像はたまたま画像の整理をしていたら出て来たので掲載してみました。w テニス界の大スター、マルチナヒンギスです。色々とトラブルメーカーなイメージですが。。。実はこの写真は彼女が初めて4大大会で優勝した大会が始まる直前の予選をやっている時に練習していたところに飛び込んで行った時にとってもらいました。この後に彼女は優勝して、メディアが押し寄せていたので本当にギリギリのタイミングでいい写真を撮らせてもらいました!いつもタイミングだけはバッチリな自分です。w)

さて、本題に戻ります。ランニングでは急激に止まるという事は基本必要ない技術なのですが、テニスやバドミントンなどは走るだけでなく、止まって方向転換する必要があります。遊びでこういった競技を裸足でやった事ある方は、足の皮がずるっと剥けた経験があるのではないでしょうか?

最近裸足ランニングの講習会は殆どやっていないのですが、依頼が来れば可能な限り受けているので裏で普及活動は続いています。昨日はバドミントンの公認上級指導者の資格更新のための義務研修として裸足ランニングの依頼が来たのでやってきました。最初に挨拶したのは神奈川県バドミントン協会会長の杉田博さん。

バドミントン!!!自分は素人ながら大好きなスポーツ。サッカーがワールドカップで盛り下がる中、実はバドミントンの世界大会で男子は優勝していたんです。因にこの大会が始まった1949年から一度も男子は優勝した事がなかったので、どれだけ凄い事が起ったのか! で、この1949年大会の初代の日本代表が先ほど書いた杉田さん。現在81歳。今も現役です。怪我が治ったらチャレンジしに行きます!w とにかく今でも凄いらしいです。

そんなわけで、昨日はバドミントンの指導者向けに裸足ランニングの講習会を行ったのですが、最後の質問で裸足で足の裏に摩擦を限りなく最小限に抑え、すぐに方向転換する事は可能なのか? という質問が。自分もずっとテニスをやっていたのでよく分かるのですが、止まる時は基本外側の足で踏ん張るんです。でもこの踏ん張るという行為は裸足でやると足裏にものすごい負担をかけてしまうだけでなく、戻るのが遅れます。でも99%以上の人はそういう動きをしているわけで特に問題だとも思っていない人の方が圧倒的に多いと思います。シューズがあるから出来るんですけどね。で自分もテニスをするといつもの癖が出てしまうのでやっぱり昔と同じような止まり方になってしまいます。 それぐらい止まるというのは高い技術が必要になります。 で、どう止まるのか。イメージ的には体重を両足裏全体にパッと割るイメージ! だそうです。 そして再び進みたい方行に体重移動して進み始める。 これ、いわゆるテニスで言うスプリットステップの事に近いかも。 ただスプリットステップは上に上がるので時間が無駄に使われます。(そういえば、A先輩はもの凄くこのスプリットステップ高く飛んでたなぁ。。。) この体重を割るっていうのは上に上がらずに行うのでスプリットステップを究極に洗練させたような感じです。また、スプリットステップは相手が打つ瞬間だけにやるので、自分からコートの端に走らされて戻る時はやっぱり踏ん張って止まります。そこを体重を割って止まれれば足の裏に負担もかけず、尚かつ次の動きが速く行われる。これが相当洗練されているのが元世界ランク1位で今は引退したエナン。確かに他のトップ選手との動きが違う気がします。

因に、バドミントンはこういった動きの重要性がもっと高くなってくるんです。瞬発的なバドミントンはテニス以上に高い技術が求められます。で、自分も何度かバドミントンを上手い人たちとやらせてもらった事があるのですが、何人かそういう洗練された動きをしている人を見た事があります。音も無く、気づいたらシャトルを拾う位置にすっと入っているような。そして気づいたらすっと真ん中に戻っているような。神業的な動きをする人達がいるんです!若い人では見た事がないですが。 でもこの話をしたら、最近のインターハイで女子の部で優勝した選手がまさにこの動きをしているそうです。トップの指導者達が自分の説明を聞いて、口を揃えて彼女の事を思ったぐらいなので相当出来ているんだと思います。皆で見てみたいですね、この選手の動き。因に、こういう人たちのフットワーク、本当に無音でやってるんです。あり得ないぐらい速い。 でもこの人たちは決して走るのが速いとは限らないんです。これは見るしかないですね。

なので、止まるという身体の使い方、確かに難しくはあるのですが、だからこそ裸足でのフットワーク練習を取り入れる意義があるのではないかと思っています。皮がむけないように、痛くならないように、音を立てないように。 いきなり乱打でやるわけにはいかないと思いますが、フットワークで動きが分かっている練習ではやってもいいのかなぁと。 って今日はちょっとまたマニアックだったかもですね。

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全てのランナーに裸足ランニングをトレーニングの一部としてでも取り入れてもらい、効率良く怪我をしない走りを身につけてもらいたい。ただそれだけです。

4 Comments

  1. やま · 2014年7月15日 Reply

    バタバタ走ってますが、無音を意識して歩いてます。
    無音で歩けた時って、周りの人達が自分が移動していることに気がつかず、突然自分が近くにいるもんだから、いつも「ギャ〜〜ッ!!!」っとビックリしています。
    そして、「頼むから音立てて」と。
    皆、無音で近づいて来られるとビックリするらしい。。
    ま〜それが楽しかったりするんですけどね。
    無音の世界を目指して練習します。

    • Yoshi · 2014年7月17日 Reply

      やまさん
      そうだったんですね。無音で移動! そういうのが可能っていうのがいいですよね。是非頑張ってください!

  2. VFF(ビブラムファイブフィンガーズ)でフットサルはできるのか試してみた | shigematsutakashi.com · 2014年8月2日 Reply

    […] ができない。少し前に裸足ランニングクラブの吉野さんが「THE 止まり方! ランニング以外のスポーツ(横の動き)をする方へ」という記事を書いていた。そこに止まることの難しさが […]

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